リスケジュール

リスケジュール(リスケ)とは、スケジュールを変更するという意味です。つまり、この場合、返済スケジュールの変更です。

例えば、融資を受けた時の約定が毎月末に50万円ずつ60回払いで返済します。となっているものを今後1年間に限り毎月3万円の返済にしてもらう。というように返済スケジュールを変更し、一定期間の返済額を減額してもらい、その間に資金繰りを改善し、売上・利益の向上に取り組むのです。

この間の、減額分は、リスケ期間分を期間延長するケースとテールヘビーといって後の返済に上乗せするケースがあります。

それでは、具体的にどのように交渉して銀行にリスケに応じてもらうかですが、まず、多くの社長は、銀行の担当者に電話、若しくは窓口に行って資金繰りが厳しいから今月の返済を待って欲しい。と口頭で説明します。

しかし、銀行員としては、口頭でただ厳しいから待ってくれと言われても、いつまで待てばよいのか、好転する見込みはあるのか、など様々な疑問が湧きます。
さらに、待ってくれと言われたからといって、担当者レベルでリスケの手続きに移れるほど銀行は、柔軟な組織ではありません。

社長は、銀行にリスケに応じてもらいたいならばそれ相応の資料を用意して、銀行に納得してもらわなければならないのです。

リスケジュール申請のタイミング

リスケはもちろん安易にするべきではないですが、返済に窮して、高利で調達して返済するくらいなら早急にリスケ交渉に入り、資金繰りの改善、及び売上向上の対策をとるべきです。
ですから、リスケは、最終手段とはとらえずに、その企業の状態を見て、積極的に取り組んだ方がよいケースも多いといえます。

では、どのようなタイミングでリスケを決断すればよいのでしょうか。

業況が急激に悪化した場合

予期してなかった急激な業況の悪化がそのまま尾をひくような場合で、追加の融資が断れた場合。

売上の下降がとまらない場合

売上がずるずる下降していき、回復の兆しが見えず、返済するのに十分な資金が確保できない場合で、追加の融資が断れた場合。

借入過多の場合

融資の残高が月商の10か月以上あるなど、借入過多の状況で毎月の返済が自社のキャッシュフローを上回ってしまっている場合。

弊事務所では、事業再生を支援するコンサルティングを行っています。
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